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マルドゥック・スクランブル[改訂新版]
- 2010-10-12 (火)
- 本
マルドゥック・スクランブル[改訂新版]。
文庫版も近々出るそうだが、待っていられずハードカバーを購入。
……と、買ってからしったのだがどうやらこの改訂新版と今後発売予定の文庫本の中身はちょっと違うようだ。
※『マルドゥック・スクランブル 改訂新版』単行本ハードカバー・バージョン
・普段SFやアニメに親しまない方にも楽しめるよう、また旧版を知らない方に向けての本作りを心がけました。
・一つ一つのシーンや描写を短くまとめることで文庫三冊分の物語を一冊でスムーズに味わえるよう工夫しました。
・物語のわかりやすさとスピード感を重視しました。
・単行本のページの大きさや行数・字数に合わせて、文章を整えるようにしました。
・旧版や新版の文庫三冊とは異なるシーン構成になっております。
・冒頭にウフコック視点による導入用の序文を用意しました。
・旧版や新版の文庫三冊よりも、安い値段で購入できるようにしました。※『マルドゥック・スクランブル 完全版』文庫バージョン
・SFファンや、劇場アニメに興味のある方、また旧版を知っている方にも楽しめる本作りを心がけました。
・旧判では入れられなかったシーンや、伏線、畜産業者をふくむ各キャラクターの過去などを追加しました。
・物語のボリュームと密度を重視しました。
・文庫本のページの大きさや行数・字数に合わせて、文章を整えるようにしました。
・ボリューム調整のため、旧版や単行本とは異なるシーンの切りどころになっております。
・各巻の冒頭に、ウフコック視点による単文を挿入することで、『マルドゥック・ヴェロシティ』(既刊・前日譚)と、『マルドゥック・アノニマス』(執筆中・後日譚)とをつなぐイメージ作りを心がけました。
・新装版のための「あとがき」を用意しました。
こ、これは、文庫版もまた買わないといけないじゃないか(笑)
改訂新版はさくっと読んで映画に備え、その後完全版文庫本でどっぷりと世界観に浸る、というのが良さげ。
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天冥の標 2 救世群
- 2010-03-15 (月)
- 本
全10巻予定SF小説の第2巻。
今回は前巻とはがらりと変わって現代を舞台としたリアルパンデミックシミュレーション。
西暦201X年、謎の疫病発生との報に、国立感染症研究所の児玉圭伍と矢来華奈子は、ミクロネシアの島国パラオへと向かう。そこで二人が目にしたのは、肌が赤く爛れ、目の周りに黒斑をもつリゾート客たちの無残な姿だった。圭伍らの懸命な治療にもかかわらず次々に息絶えていく罹患者たち。感染源も不明なまま、事態は世界的なパンデミックへと拡大、人類の運命を大きく変えていく―すべての発端を描くシリーズ第2巻。
冥王斑の症状が、それにしても恐ろしい。空気感染。高い死亡率。潜伏期間の短さ。そしてなんといっても回復してもウイルスは残り続けて患者は感染源となり続け、しかも匂いを武器に人間の本能を刺激する。
フィクションで怖いなーと思った感染症は五分後の世界2のヒュウガ・ウイルス以来な気がする。
見え隠れする伏線。しかし、それらについて答えが出ることはない。まぁまだ2巻目だから仕方ないとはいえ、ひじょーにやきもきとさせられる。断章、フェオドール、クトコト。それにリエゾンドクター、ダダー、プラクティスの原型と思しき存在……これらが1巻とどうつながっていくのか楽しみ。
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20の悪い癖
- 極度の負けず嫌い
- 何かひとこと価値を付け加えようとする
- 善し悪しの判断をくだす
- 人を傷つけるコメントをする
- 「いや」「しかし」「でも」で文章を始める
- 自分がいかに賢いかを話す
- 腹を立てているときに話す
- 否定、もしくは「うまくいくわけないよ、その理由はね」と言う
- 情報を教えない
- きちんと他人を認めない
- 他人の手柄を横どりする
- 言い訳をする
- 過去にしがみつく
- えこひいきする
- すまなかったという気持ちを表さない
- 人の話を聞かない
- 感謝の気持ちを表さない
- 八つ当たりする
- 責任回避する
- 「私はこうなんだ」と言いすぎる
What Got You Here Won’t Get You There(邦題:コーチングの神様が教える「できる人」の法則)から引用。邦題はなんか露骨すぎてあまり好きじゃないんだが、内容はすばらしいと思う。その本に出てくる「20の悪い癖」。まず間違いなく、誰でもいくつかは当てはまるんじゃないだろーか。「私はこうなんだ」と言いすぎる、とかそうだなぁ……自分ではそんなつもりは一切無いんだが、どうやら言い過ぎて「ちょっと自己中じゃね?あいつ」と今の会社のとある役員面接で思われたらしい(笑)
相談する。議論する。意見を言う。作業をお願いする。お願いされる。チームの一員となる。チームをまとめる。他部署と連携する。社会人になったばかりの頃は微塵も気にしていなかったようなことについて、今はその重要性を強く意識するようになった。こういうのは経験への依存度がかなり高いが、それでも外部の情報から学べることはとても多い。
まず、悪い癖を正すことに集中しよう。
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デザイニング・ウェブナビゲーション
デザイニング・ウェブナビゲーションが欲しい。
ウェブのナビゲーションについて、単発的なテクニックとかチュートリアルみたいな記事はよく見ているけれど、包括的に、体系的に学べるような情報はあまり無かった。なんとなくは分かっているけれど言葉に変換できないもどかしさ。これを言語化しデザインに落とし込んでいるような本、らしい。
うーむ、ついったったーの何人かに聞いてみたらなかなか良さげだし、注文してしまうかなー。
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MGS5?MGSS?
稲妻とともにうっすらと浮かび上がる「5」の文字。これは「メタルギアソリッド5」が発表されるということを意味しているのかもしれません。
ちなみに浮かび上がる文字は「5」ではなく「S」であるという可能性も考えられますが、はたしていったい何が発表されるのでしょうか。世界的人気を誇る小島プロダクションであるだけに、発表が待たれます。
引用元: ついに「メタルギアソリッド5」発表か、特設サイトに異変 – GIGAZINE.
5なのかSなのか、または別の記号か。
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時間封鎖
- 2009-03-18 (水)
- 本
ある夜、空から星々が消え、月も消えた。翌朝、太陽は昇ったが、それは贋物だった…。周回軌道上にいた宇宙船が帰還し、乗組員は証言した。地球が一瞬にして暗黒の界面に包まれたあと、彼らは1週間すごしたのだ、と。だがその宇宙船が再突入したのは異変発生の直後だった―地球の時間だけが1億分の1の速度になっていたのだ!ヒューゴー賞受賞、ゼロ年代最高の本格SF。
なんともはや、ぶっ飛んだ設定だ。スピン膜によって突如宇宙から隔離され、時間速度が1億分の1になり、仮定体と称される謎の存在に保護された環境。仮定体はその姿を表すことなく、日々は流れていく。地球の1年は宇宙の1億年。当然、太陽の寿命が訪れる。
太陽の一生、恒星の一生は調べてみると面白い。
恒星の一生はその質量によって様々。太陽はこのうち赤色巨星を経て、白色矮星になると考えられている。
さてこの赤色巨星、どのくらいの大きさになるのか?
大体半径100倍くらいの大きさになるらしい。
太陽の半径は 696,000 km。
100倍すると 696,000,000 km。
ちなみに地球から太陽までの距離は 149,597,870 km。
てなわけで地球を軽く飲み込んでしまうくらい巨大化する。現実ではここまで達するのに数十億年は必要だ。そんなときのことなどほとんど誰も考えていない。
しかし、この物語では地球は1億分の1の時間の流れになってしまっている。地球からみると逆に1億倍のスピードで宇宙が変化している。つまり、太陽の膨張は遠い未来のことではなく、差し迫った問題になる。
この状況を打破するために人類が取った行動は「火星のテラフォーミング」。地球を囲った膜は、なぜかロケットなどは通れるらしい。そのため、火星に向けて微生物群を送り、動植物を送り、殖民する。数千年はかかる計画だが、地球の外は1億倍のスピードで時間が流れている。やがて火星では独自の文明が築かれ、そこから一人の使者が火星からやってくる。
とまぁ壮大なSF的仕掛けが満載だが、人間ドラマのほうも重厚長大で面白い。主人公とその友人の双子の兄妹、その両親。スピン膜に囲まれた地球という舞台で、彼らを中心に究極的な状況におかれた人々が描かれる。宗教、科学、社会、個人。非現実的な状況下の人々の日常が色々とシミュレートされていて面白い。
物語の終盤、怒涛のように進み、あっという間にエンディング。「あれ、これで終わりなの?」と思ったが、この小説3部作だそうだ。第2部「Axis」、第3部「Vortex」へと続く。第1部「Spin」は「時間封鎖」になったけど邦題はどうなるんだろね。
もうちょっと早く仮定体とかスピン膜についてネタばれしてもらって、あれやこれやと描いてもらいたかったなと思ったんだが、続編があると思えば、まぁこんなもんかなとも思う。ぜひとも続編ではより突っ込んだSF的仕掛けが見たい。今から楽しみだ。
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神様のパズル
- 2009-03-13 (金)
- 本
留年寸前の僕が担当教授から命じられたのは、不登校の女子学生・穂瑞沙羅華をゼミに参加させるようにとの無理難題だった。天才さゆえに大学側も持て余し気味という穂瑞。だが、究極の疑問「宇宙を作ることはできるのか?」をぶつけてみたところ、なんと彼女は、ゼミに現れたのだ。僕は穂瑞と同じチームで、宇宙が作れることを立証しなければならないことになるのだが…。第三回小松左京賞受賞作。
「人に宇宙はつくれるのか?」をテーマに学生同士が議論を重ねていく。素粒子やら4つの力(弱い力、強い力、電磁気力、重力)やら相対論やら。この過程がなかなか面白い。そして懐かしい。ボクは流体力学とそのシミュレーションが主の研究室だったから、宇宙物理学とは無縁だったけど、このゼミの光景を読んでいたらまた大学行きたくなったな(笑)
物語中の穂瑞は独自に理論を生み出す。いわゆるTOE(Theory of Everything)、万物理論だ。理論さえできればあとはシミュレートすればいいってことで、莫大な計算リソースを得るためにBOINCのような分散コンピューティングを駆使する。個々のPCの計算力を集める原動力が世の男性のエロパワーを活用するというのはいかにも小説的な発想だけど有効だろうなこれ、と思った(笑)
表のテーマが「宇宙はつくれるのか?」だとすると、裏のテーマは「人間はなんで生きていくのか?」となっている。むげんの近くにある農家と田んぼがその主の舞台。そこに住む老婆と稲作を通して宇宙とは無縁の、それでいて同じくらい興味深いテーマが描かれている。
ハードSF的な内容が多いけれど、そこまで難解ではない。物理学に詳しければどこまでが既存の理論でどこからが空想の産物かがわかって面白そうだ。とはいえ、そんなことを意識しなくても楽しめる。そこまで傾倒していないけれど、ライトのベルっぽさがあるから読みやすい。
この小説の主な舞台となる「むげん」はちょっと変わった形の粒子加速器。重ヒッグス粒子の発見が目的だそうだ。これと同じ目的を持っている現実の施設がCERNのLHC。ちょっと前に「ブラックホールが作られて地球がなくなる!?」とかなんとか騒がれたところだ。今は故障で止まっているらしい。
となると、素人は当然考える。「もし、穂瑞と同じような理論が確立されたら、現実に同じような実験が可能?」などなど。まぁ世の中そうはうまくいかない。が、想像せずにはいられない。もしも実現したら?宇宙の開闢が実際にこの宇宙で生じたら?
そういえば、
穂瑞、ほみず、ホームズ。
綿貫、わたさん(穂瑞からそう呼ばれる)、ワトソン。
なるほどね。
穂瑞の特徴的な口調やわたさんと彼だけ愛称的に呼ばれていた理由がこれでしっくり。
(森矢、もりや、モリアーティ。というのもあるかな)
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月面基地への第一歩
ニュース – 科学&宇宙 – 初の月面工事はロボットにお任せ?(記事全文) – ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト
NASAが月面基地建設計画を発表したのは2006年の12月。
火星飛行への中継基地および各種研究が目的らしい。
それから2年ちょっと。計画は着実に進行しているようだ。
ミッションの初期段階で問題となるのは月での離着陸。月の重力は地球の6分の1。当然ながら離着陸の衝撃で飛び散るゴミやら破片やらは数多く遠くまで飛んでしまうことになる。というわけで、まずは離発着場所の整備が必要なわけだが、その整備が危険を伴うことになってしまう。
なら、人間じゃなくてロボットにやらせてしまえという考え。
研究の結果、芝刈り機ほどのサイズで乗車も可能な、重さ150キロのロボット2台を使って作業した場合に、もっとも有効な建設結果が得られると分かった。 2台のロボットはまず、荒れた月面の土壌をならし、発着地を取り囲む高さ2.6メートルの壁を構築する。ただし、この建設ロボットのプロトタイプの製造段階に進むには、建設予定地の第一候補とされる極地の土壌についてさらなる情報が必要だと研究チームはまとめている。
否が応でも「第六大陸」を思い出す。
まぁあちらは確かもっと複雑な土木工事でロボットの台数も多かったけど。
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時砂の王
〈時をめぐる大いなる戦いの果てに――著者が満を持して挑む、初の時間SF〉時間線を遡行して人類の完全なる殲滅を狙う謎の存在。絶望的な撤退戦の末、男は最終防衛ラインたる3世紀の倭国に辿りつくが……
時間旅行モノ。ありふれたテーマだと最初は思ったけれど、内容はぜんぜんありふれたって感じがしない。
西暦248年。とある国の女王とその使いが物の怪に襲われる。危機に瀕した彼女たちを救ったのは未来からきた「使いの王」を名乗る知的生命体。彼の目的は同じように未来から来る侵略者から人類を救うこと。
西暦3世紀ごろの彼らの戦いを軸に、これまで「使いの王」関ってきた戦いの軌跡を追う物語。
数十世紀にまたがる壮大な物語。しかしこれが驚くほどコンパクトにまとめられている。そしてかなりシンプルな構成。小難しいSFではなく、かなり物語に注力して読むことができる。小川一水氏の小説にしてはかなり短い部類だろう。実際、これは中篇の予定だったらしい。いやはや、すごいです。
SFはなかなか読みづらいものが多々あるのも確か。しかしこれは内容的にも文章量的にもかなり読みやすい。オススメの一作。
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第六大陸
- 2009-02-02 (月)
- 本
西暦2025年。サハラ、南極、ヒマラヤなどの極限環境で、類例ない工事実績をもつ御鳥羽総合建設は、ある施設の建設計画を受注した。依頼主は巨大レジャー企業会長・桃園寺閃之助、工期は10年、予算は1500億円。そして建設地は月である。
御鳥羽総建機動建設部の俊英、青峰走也は、閃之助の孫、妙を伴って、月面の中国基地へ現地調査に赴く。彼らを待っていたのは予想外に苛酷な月の世界だった。
天竜ギャラクシートランス社が開発した新型エンジンを得て、「第六大陸」建設計画はついに始動した。2029年、月の南極に達した無人探査機が永久凍土内に水の存在を確認、もはや計画を阻むものは存在しないかに思われた。
だが、火星有人探査計画に失敗したNASAが、再起を賭けて月面都市計画を発表、さらには国際法上の問題により「第六大陸」は窮地に追いやられる。
極地専門の建設会社、巨大なレジャー企業、民間の輸送企業が協力して取り組む月施設建設計画。
御鳥羽総合建設を率いる熱血社長御鳥羽拓道、若手のホープ社員青峰走也、天竜ギャラクシートランス社を創設した野心あふれる八重波竜一、トロフィーエンジン開発者である天才泰信司、ELE社の特別監査員保泉玲花、アメリカ、中国、ロシアの宇宙飛行士。こういった人たちを巻き込んでこれほどのプロジェクトを先導するのは、桃園寺グループ会長の孫娘、桃園寺妙、プロジェクト開始当時たった13歳の少女。
ヒューマンドラマ部分は、良く言えばとてもライトノベル感覚で読みやすい。悪く言えばちょっとご都合主義的。対してSF部分、月施設建設までの道のりはとてもハード。実際に民間企業によって建設が進められたらこうなるんじゃないか?というシミュレーションに近い。
2009年現在。
月面に基地はまだない。
建造の目処も無い。
さて、実際に建造されるのはいつになることやら。
月面基地さえ作られれば、軌道エレベーターも現実味を帯びてくると思うんだけどなー。
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フリーランチの時代
- 2009-01-30 (金)
- 本
小川一水「フリーランチの時代」
5つの物語が収録されたSF短編集。
フリーランチの時代
火星探査隊の一人があっさりとファーストコンタクト。そしてさくっと死の淵から蘇ってそのまま不老不死。すんなりと受け入れてしまい、他の3名にも……。
Live me Me.
大事故によって意識以外はほぼ機能停止状態となってしまった女性。大脳に埋め込まれたデバイスによって少しずつ意思疎通を可能としていく。画像、文字、オンラインゲーム、そして行き着いた先は?
Slowlife in Starship
太陽光させあれば人間一人を養うことができる個人用宇宙船。それに乗る人間不信、女性恐怖症気味の男の物語。未来のニート。この一言につきる(笑)
千歳の坂も
医療技術の進歩によってふと気づけば不老不死が可能になり、死んではいけない法律が生まれた時代。不死にさせようと躍起の政府職員と不死を拒み続ける老婆の話。
アルワラの潮の音
これは長編「時砂の王」のスピンオフ小説らしい。ってなわけでそっちを読むまでは保留。
続きが気になるものばかり。もっと読みたいと思ってしまう。まぁ短編だから仕方ないか。それでも、とても読みやすいSFだと思った。ライトノベルっぽい感じ。入門用にはいいかなーと思うけど、短編集の宿命かちょっと物足りないかもしれない。
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2001年宇宙の旅から3001年終局への旅まで
- 2009-01-26 (月)
- 本
アーサー・C・クラーク卿が亡くなった2008年3月。それまで読んだことも見たこともなかった小説「2001年宇宙の旅」を買った。しかし、買ったはいいけどなかなか読むことができずに早数ヶ月。年末になって映画の方を借りてみてみた。映画史上トップ10には必ず入るという、凛然と輝く最高傑作と名高い本作。
モノリスに手を触れた類人猿が得た骨。
それが空中に投げられた直後、一瞬にして木星へと向かう宇宙船へと移り変わる。
音楽も台詞もほとんどない。徹底的な写実描写と映像体験で構成されている。船外活動のシーンでは一切の効果音を排除し、聞こえるのは無線を通じた呼吸音やノイズのみに限定しているほどだ。『ツァラトゥストラはかく語りき』などのクラシック音楽をBGMに、ディスカバリー号での淡々とした日常業務が描かれていく。やがてHAL9000に異変が起こり、フランク・プールは宇宙の闇へと消え、デイビット・ボーマン船長は巨大なモノリスの門をくぐりぬけ、スター・チャイルドとして転生する。
この映画以降、2010年、2061年、3001年と続いていく。映画を見た直後から怒涛の勢いで小説を読み終えた(といってもほとんど通勤途中の電車の中だが)。木星の恒星化。エウロパ生命の進化。ミューオン駆動による宇宙船。地球上の4本の軌道エレベータと軌道都市。数万人単位で太陽系内の天体へ移住。などなど、シリーズが進むにつれて、技術の進歩、人類の進化が垣間見える。
これら小説は映画版から続く作品群だそうだが、完全な続編というわけでもないらしい。1960年代から1990年代まで描かれてきた作品なだけあって、シリーズを通してみると大小さまざまな矛盾が生じている。クラーク卿はそういった点に対する非難への牽制として、巻末に面白い一言を添えている。
「これは小説だよ、ばか!」
とても痛快なお言葉だ(笑)
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宇宙旅行はエレベーターで
この前読み終わった本。
前にブログに書いたかな?いや書いてないかも?
まぁいいや(笑)
- 第1章 ロケットに代わる宇宙輸送手段
- 第2章 宇宙への架け橋
- 第3章 SFと宇宙エレベーター
- 第4章 先端技術開発の難しさ
- 第5章 宇宙エレベーターの建造方法
- 第6章 安全上の問題点
- 第7章 宇宙エレベーターへの移行
- 第8章 アース・ポート
- 第9章 NASAの宇宙開発計画
- 第10章 宇宙エレベーター建造競争
- 第11章 軍事防御
- 第12章 なぜ宇宙エレベーターを作るのか
- 第13章 宇宙観光旅行の始まり
- 第14章 はるかなる宇宙への旅
- 第15章 月の宇宙エレベーター
- 第16章 火星の宇宙エレベーター
- 第17章 次の目的地
- 第18章 宇宙株式会社
- 第19章 21世紀の未来像
宇宙エレベーターすげいぜ!っていう内容だけではなく、それを取り巻く環境や、完成したあとの利用目的など、宇宙エレベーターを取り巻く環境についての方に多く紙面が割かれている。読んでいるうちにSFと思っていたことが、いつの間にか自分が生きている間にはきっと建造するんだろうなと思えてしまうような内容。
そんな荒唐無稽な、と思う人もまだ多いかもしれない。
けれど、自動車も飛行機も最初はそう思われたはず。
技術的な問題は残りわずかしかない。「どうつくるか?」といったフェーズから「誰が、いつ、つくるか?」くらいにまで来ている。そういえばこの前、中国が3カ国目の有人飛行を実現した。もしかすると、4カ国目はロケットではなく宇宙エレベータを使っているかもしれない。
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STUDY HACKS! を読んでみた。
- 2008-11-13 (木)
- 本
STUDY HACKS! を読んでみた。
小山龍介氏のハックシリーズのうちの1冊。
帰りの電車、最寄駅前のフレッシュネスバーガーで一気読み。
なかなか面白かった。
ビジネスマンの学習生産性を画期的に向上させるハック集。資格試験勉強から、語学学習、MBA取得まで、若手ビジネスマンが身につけておきたい、学習ノウハウを網羅。少ない努力で効果的に、かつ楽しく学べるコツを満載!今売れているどの勉強本とも違う、第3の「勉強本」として売れる内容になっている。「売り」は、楽しく効率よく学ぶノウハウが満載の「POPな勉強本」。脳の働きを抜群に活性化させる「環境づくり」を詳細に解説。シータ波がドンドン出てきて、普通に勉強していても、数倍の効率が上がります!
勉強ひとつとってもこれだけノウハウがたくさんあるというのはすごいね。時間の無い社会人のために、勉強時間の捻出方法とか効率化とか、iPodや手帳の活用法とか色々教えてくれる。12月からはほぼ日手帳COUSINを活用しはじめられるから、こういったノウハウを参考に自分流のやり方をもっと洗練させていきたいと思う。
他のハックシリーズも読んでみたくなった。
次はやはり「IDEA HACKS!」かなー。
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ほぼ日手帳2009COUSINの使い方。
来年使う予定の手帳「ほぼ日手帳2009COUSIN」の使い方を考えてみる。
- 年間カレンダー
- 年間INDEX
- 月間カレンダー
- 週間ダイアリー
- 1日ページ
ページ構成はこんなところか。1日ページは常日頃書いている内容を書くからいいとして、問題は年間INDEXや月間カレンダー、週間ダイアリーの使い分け。なかなか悩ましい。
年間INDEXにはスケジュール関連はあえて書かずに、文字通り「INDEX」目次として使うのがよさげかもしれない。ポイントポイントで重要そうなことを書いた日にメモと見出しを付けていく。1年たった後にはすばらしー情報源になっている……はず。
スケジュール的な内容は月間カレンダーに書けるだろう。今現在使っている卓上カレンダーに書いているスケジュールをそのままプロットしてしまえばいい。どうせ手帳は常日ごろ手元にあるんだしね。
週間カレンダーには、今週の反省と来週の予定を定期的に書き込んでいくつもり。これで高パフォーマンスな生活が送れるはず。
細かな内容は1日ページにずらずらと書いていく。1日の細かいスケジュールはその日の朝までに記入しておく。ToDoリストも同様。あとは広大なスペースに気の向くまま書いていけばいい。
今はMOLESKINEのルールドLを使っている。とはいえ、シンプルな手帳なので上記のような使い分けはできない。これはこれでシンプルだししっかりとした良い手帳だけど、スケジューラ的な使い方はちと難しい。本格的な手帳を使うのはこれがはじめて。来年が楽しみだね。
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最近読んでる本。
- 2008-10-23 (木)
- 本
どこかにチラッと書いたような気もする。
最近、ドラッカーの本を読んでいる。
経営者の条件、テクノロジストの条件、現代の経営。
自分個人だけのやりたいことだけを追求するだけでは、今の時代うまくいかない。とはいっても、いわゆるマネジメントなどは、チームをまとめるくらいはやったことがある程度で、きちんと学んだ試しがない。そこで、ちょっと経営とかマネジメント系の本を読もうと思った。その中でも「この人の本はすげー」と知人から聞いていたドラッカーの著作に手を出し始めた。通勤途中にちまちまと読み進めている。
ピーター・ドラッカー(Peter Ferdinand Drucker、1909年11月19日-2005年11月11日)はオーストリア生まれの経営学者・社会学者。なお、著書『すでに起こった未来』(原題”The Ecological Vision”)では、みずからを、生物環境を研究する自然生態学者とは異なり、人間によってつくられた人間環境に関心を持つ「社会生態学者」と規定している。ベニントン大学、ニューヨーク大学教授を経て、2003年まで、カリフォルニア州クレアモント大学院教授を歴任。「現代経営学」、あるいは「マネジメント」(management)の発明者と呼ばれる。 ドラッカーの著書の日本での売り上げはダイヤモンド社刊行分だけで累計400万部余り(ドラッカー博士を悼んで)。
てなわけで、もはや当たり前のように方々で言われている「マネジメント」というものの発明者。残念ながら近年亡くなってしまったが、95歳まで死ぬまで現役を貫いたそうだ。すごいなぁ。
ボクもそこそこの規模の組織で働いている以上、相応の学習をして、相応の成果を出さなければならないと思う。かといって組織の中で個人の努力は通用しにくい(すでにやってみて痛感している)。ではどうするか? まずは組織を知らなければならない。組織の動かし方、組織の中での動き方を知らなければならない。というわけで、こういった本を読み始めたという次第。
まだまだはじめたばかり。
これから少しずつ、より深く学んでいこう。
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写真がもっと好きになる。
ほぼ日ストアで思わず購入。
「写真がもっと好きになる。」
写真っていうのは、カメラの機能とか性能とかを使いこなすっていう技術的な要素の他に感覚的な嗅覚みたいなものが大事なんだなぁと思う。光とか影とか色とかあれこれ考えながら撮ったり、何も考えず無心で撮ったり。色々な撮り方があるけど、その中で自分なりの感覚をつかめると、気に入った写真が撮れることが多い。
とはいえ、まだまだ自分のスタイルっていうのが確立できない。写真って奥が深いなぁ。写真やってみて初めてわかった。
もっと精進しよう。
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Mac Fan 4月号に掲載。
Mac Fan 4月号にうちの壁紙を掲載してもらった。
掲載された壁紙は「mark’s paper ribbons」。
オンラインソフトおもてなしで「線」というテーマで選ばれたっぽい。
うーん、掲載してもらったのは嬉しいけど、あまり良い出来ではないからちょっとはずかし(笑)
ちらっと載ってるので気が向いたら書店で見てやってくださいなー。
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スティーブ・ジョブズ神の交渉術
ちょっと前に買った本を読了。
ご存知Apple CEO、スティーブジョブズについての本。「交渉」という言葉をキーワードとして、Appleの創業、退陣、NEXTの創立、ディズニー、ピクサー、ちょろっと少年時代のことまで色んな方面から書かれている。初期の投資を得るための大胆な方法や粘り強さ。iMac、iPod辺りからノリノリのジョブズがいかにして通常ありえないような契約を勝ち取っているのか。いやはや、こうして一連の流れを読んでみると、ものすごいことをしてきた人なんだなぁと改めて実感する。
交渉術とあるから、何かしら交渉に関するテクニックみたいなものが書いてあると思ったらぜんぜん違う。これはジョブズの交渉がいかに尋常でないかを伝えるエピソード集だ。常人にはとても真似できない。というか、真似をしたらたぶん破滅する(笑)
ジョブズは自分の目標の実現のためなら、文字通り手段を選ばない。自分の感情の通りに動き、どんな苦境に立たされようとも決してあきらめず、目標達成のためにあらゆる努力をする。普通の感覚なら一生感謝しても良さそうな恩人を平気で裏切り、契約や約束などもお構いなしに破ってしまう。
いやはや、非人道的な行為が枚挙に暇が無い。さすがにここまでとは思わなかった。普通だったらそんな人についていこうなどと思わない。いつの間にか搾取され、仲間だと思っていたら裏切られ、突然捨てられる。これで会社が成り立つなんてまず考えられない。
それでも成功しているのはなぜか?
常人には真似できない強烈な個性。
絶対に不可能だと思えることでも「彼とならできるんじゃないか?」と思わせるプレゼン。
その実現のために邪魔となる障害はすべて消し去ってしまう交渉力。
「現実になど自分の決意の邪魔はさせない」
これぞまさに、神の言葉。
経済界 (2007/01)
売り上げランキング: 39497

内容は面白い・・・ただ・・・
ジョブズのエキスを堪能できました
iPodを生んだ天才経営者の姿
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自分の「好きなこと」
- 2007-12-10 (月)
- 本
寝食を忘れて三日三晩、いやそれ以上没頭し続ける。それでも楽しくてしょうがないこと。ちょっと寝てまた始めちゃう。楽しくってしょうがない。他のことなんてしらん。
こういうのは超高レベルな好きなこと。ここまできてようやく「好きを貫く」ことができるのだと思う。ボクはそういうのにめぐり合えたらいいなぁと思っていたけど、今のところまだ出会うことはできていない。
ウェブとかデザインとかゲームとか好きなことはたくさんある。けど、熱中することはあっても寝る間も惜しんで何日も何日もやり続ける、というところまでは行ってない。楽しくてしょうがない、というのはある。けど他にも楽しいことがいっぱいあるのだ。
高レベルな好きなことを維持できる人は限られた人たちだけだ。異常なほど没頭できるというのはそれだけでひとつのスキルだと思う。普通、ひとつのことをやり続けるというのは、いつの間にか苦痛の種になってしまう。たとえば、この前「牛丼豚丼大好き!」という後輩に「じゃあメガ食べようか」と言ってすき屋に行った。食べ終わった後、「当分もういいです」という感想。人間なんてそんなもん(笑)
けどそうはならない人たちもいる。天才と呼ばれるような人たちはこのレベルの人が多い。だからこそ普通の人々が気づかないようなことを見出し、世界に影響を与えてきた。普通の人々はさまざまな方法で天才の偉業を理解し、利用し、応用して今の社会が成り立っている。
大部分の人々はボクと同じような普通の人々だ。好きなことはあるけどそれをずっとやり続けるということはなく、場合によって色々と変わってくる。ウェブが好きなんだけどたまには映画でも見に行ったり、ゲームが好きなんだけどたまにはコンサートにでも行ってみたりとか。
人間の好奇心は日々移り変わる。この方が人間らしい。「好きを貫く」というのはボクには人間離れした所業に思えてならない。そういう境地を垣間見たいとは思う。それには泥の中を突き進むだけの粘り強さに、それを楽しむことのできる精神力が必要だ。けど、ボクには無理。
お金のために生きてはいない。必要以上にたくさんの報酬は求めない。どうせ生きていく人生、面白おかしく生きていきたい。でも、やらなくちゃならないこと、辛いこと、面倒なことは避けたい、というわけではない。時にはそういうことが必要なこともあるし、なんらかの目標のために努力したくなるときもある。でもそればっかりやりたくはない。生き方に緩急をつけて自由な考えをしながら会社に貢献したり、社会に貢献したり、誰かのためになったり、自分が楽しんだり、達成感を得たい。
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「好きを貫く」を考える
「お金が一番」という価値観に疑問を持つすべての人に薦めます!
インターネットを活用して生きるコツ
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受け身じゃあなくて
まだまだ、「あちら側」の世界は大切になっていく!
参考になった。
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マドル・スルー
梅田望夫の哲学
シリコンバレーの普遍性
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