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無限記憶

以前に読んだ「時間封鎖」の続編。

40億年におよぶ地球の時間封鎖を解くと同時に、謎の超越存在“仮定体”は巨大なアーチを出現させた。それをくぐった先は、いずことも知れぬ未知の惑星“新世界”。人類がこの星と自在に行き来し開拓をはじめて30年が過ぎたある日、失踪した父親を追う一人の女性が“新世界”に降り立つ。一方、この地に不思議な能力をもつ少年が生まれ、ある流星雨の夜、大陸を謎の降灰が襲った! “仮定体”の謎にせまる『時間封鎖』続編。

後書きにもあるとおり、前作とは手法が全く異なる小説になっている。前作が主人公タイラーの数十年分の回想の物語と実時間の物語が錯綜しつつ、数十億年というスケールのお話だったのに比べると、今作は少々小粒だなーという感じが否めない。宇宙スケールの話はほぼないし、物語全体の時間も数ヶ月?くらいのスケールでしかない。

訳はすごい読みやすくて、ストーリーはそこそこ楽しめた。しかし話の骨格がハードSF的にはちょっと一般的すぎて新鮮味が正直なかったかな、という気がしてしまった。
3部作ですごいどんでん返しがあることに期待しよう。

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