- 2007-07-09 (月) 9:29
- その他

3G版のiPhoneはW-CDMAになりそうだという噂があるようだ。
Life is beautiful: 3G版のiPhoneはDoCoMoとSoftbankが採用しているWCDMAになるだろうという話
W-CDMAは第3世代携帯電話向け無線規格のひとつ。欧州ではUTRA-FDD (UMTS Terrestrial Radio Access -FDD) と呼ばれている。日本・スペイン・シンガポール・韓国・香港・台湾・イギリス・フランス・イタリア・ポルトガル・アメリカなどで採用されているらしい(参考:W-CDMA – Wikipedia)。W-CDMAは上のリンクのエントリにもあるとおり、DoCoMoとSoftBankが採用している。
ちなみにauはCDMA2000を採用。アメリカ・韓国・香港などで採用されているらしい(参考:CDMA2000 – Wikipedia)。確か第3世代携帯電話向け無線規格としては、W-CDMAより一足先に運用されていたと思う。
Wikipediaでちょっと見ただけだけど、シェア的にはCDMA2000よりもW-CDMAの方が大きそうだ。特にヨーロッパではW-CDMAの方が強い様子。3G版iPhoneがヨーロッパ進出を重要視するならW-CDMAの採用もうなづける。となると、日本ではDoCoMoかSoftBankになるんじゃないか、という話。こうなってくるとauは厳しい。
ではDoCoMoかSoftBankのどちらか、という話になってくる。とはいえ、AppleとAT&TのビジネスモデルにDoCoMoが首を縦に振るとは思えない。そういった意味ではまだ柔軟性のありそうなSoftBankの方が可能性が高いように思えてくる。最近契約純増数を伸ばして勢いづいている感じもあるし。
仮にiPhoneが日本にやってきたとして気になるのは若年層の反応だ。日本のケータイしか知らない中高生世代がiPhoneを欲しがったりするんだろか。iPodユーザーは欲しがるかもしれないけれど、その中の大多数のユーザーはiPhoneではなくて次世代iPodを欲しがりそうだ。それに既存のコンテンツとの互換性もほぼ無いだろうし、価格も高い。加えてUIもまるで異なる。どんなに使いやすいインターフェースでも使ってもらえないと絵に描いた餅、宝の持ち腐れ。
まぁいきなり若年層に向けてアピールしようとはしないだろうとは思う。まだ初代機だし、改善の余地はたくさんあるはずだ。まずは全世界的にイノベーターやアーリー・アダプター向けに販売して、認知度を高めると共に徐々にコンテンツやサービスを増やし、マジョリティ層に訴求していくんだろうね。普通といえば普通のやり方だけど。
てなわけで、2008年内に3G版iPhoneがSoftBankから登場し、新し物好きな人々に販売される。SoftBankはこれでますます勢いに乗り、Appleと連携したサービスを展開(Googleも絡んできそう)。2009年にはiPhone次期モデルが発表。iPodとiPod nanoのようにハイエンドモデルとローエンドモデルが用意され、若年層でも比較的気軽に購入が可能な価格帯の製品が登場。UIもさらに洗練され、使いやすさが向上。若年層に広がったiPhoneはそこからさらに保守的なユーザー層に影響を及ぼしシェアを向上させる。
すでに地に落ちたDoCoMoはすでに成す術無く、過去の遺産を引きずりながら細々とサービスを持続していく。「DoCoMo 2.0? そういえばそんなのあったね、なんだったんだろあれ(笑)」みたいなことが語られる。
なんてのがわかりやすいシナリオかな(笑)
今後iPhoneのシェアが延びていけば、2010年頃にはAppleの影響力は携帯電話業界にも大きくなっているかもしれない。そうなっていればケータイコンテンツやビジネスモデルもガラッと変わっているかもね。
日本のケータイ電話はすごいパワフルで面白いと思う。だけどせっかくのポテンシャルを違う方向に向けているような気がしてならない。もっとウェブと連携してオープンにしていった方が絶対に面白いのになぁ。着うた1曲何百円とかアプリ1つ何百円とか、月額課金で使いたい放題とか、いい加減古い。
その辺りも、Appleにはぜひとも創造的破壊をしてもらいたい。
- Newer: EAMESの椅子。
- Older: Appleのmulti-touchマウス特許